こんにちは、ひよこです。関東地方は台風が接近しており、雨風が吹き荒ぶ状況となっています。バイクを屋外駐車場に保管されている方は、転倒対策をしっかりなさってくださいね。
ちなみに、台風や強風が予想される時の対策として、
- バイクカバーを外す(帆のように風を受けて転倒しやすくなるため)
- サイドスタンドで駐輪する(センタースタンドの方が転倒しやすい)
- ロープなどで柱に固定する
などがあります。もちろんガレージやコンテナに保管するのがもっとも安全ですが、屋外に駐輪する場合は転倒しないよう万全の対策で望みましょう。
大型自動二輪免許を取ろう
前回の記事で、SRX600にどうしても乗りたいと一目惚れしたと書きました。ですが私は車の普通免許は持っていますが、二輪は一切乗ったことがありませんし、当然免許もありません。そしてSRX600はその名のとおり600cc(正確には608cc)のエンジンを搭載していますので、車体は250cc並にコンパクトですが、大型自動二輪免許が必要になります。
どうしてSRX400にしなかったのか
SRXには、SRX250、SRX400とSRX600という兄弟車種が存在します。SRX400と600はエンジン以外の仕様はほぼ同等となっており、見た目もほとんど変わりません。
しかし、GooBikeやヤフオクを見てもわかるとおり、SRX400のキック仕様は中古でほとんど出回っておらず、後期型が一部あるのみとなっています。そして、やはり単気筒600ccというビッグなシングルエンジンに乗ってみたい、というのも思いとしてありました。どちらもキャラクターは異なっていて、400は回して気持ちがいいエンジン、600は低回転からの極太トルクを味わうエンジンと言われていますので、どちらが優れているといったことはありません。ここは乗ってみないとわからないので、現段階ではどっちが正解なのかはわかりません。(けっして排気量マウント対策じゃありませんよ!)
ひよこ、教習所に行く
さて、バイクに乗りたいと思ったらまず教習所に通わなくてはなりません。そこで早速家から一番近い教習所に申し込みをしに行きました。地域では一番大きな教習所で、大手の系列ですので体制もしっかりしていそうでした。
当初の計画では、普通自動二輪→大型へのステップアップを計画していました。ググってみても多くのページで「いきなり大型を取得するのは難しいので、中型から大型へステップアップするべき」という意見が多数を占めていました。教習所によってはいきなり大型自動二輪教習の受講は受け付けていないというところもあるらしく、まぁ中型から取るのが妥当かなとぼんやり思っていました。
ところが、教習所に行ってみると、「大型から取れますよ!」と逆に勧めてきました。
🐣 「え、大型からでもいけますかね?バイクまったくの初心者なんですけど」
👩「いきなり大型自動二輪のコースでも、最初は中型バイクで教習ですし、時間数も変わりませんよ。それと今ものすごく教習所が混み合っているので、中型で卒業して免許取得したら大型で再入校という扱いになるんですが、教習開始までめちゃくちゃ待ちますよ」
🐣 「大型からでお願いしまーす!」
そんなこんなで大型自動二輪にいきなり挑戦することに。その後写真撮影や教習料金の支払いなどの手続きを済ませると、受付の女性から突然「じゃあ事前検査をしましょう」と言われました。
🐣 「事前検査ってなんだ……」
と若干不安になりながら、教官らしき男性にコースに連れていかれ、グローブをつけるよう指示されました。
👨「これが大型の教習車ね。じゃあハンドル持ってサイドスタンド払って」
🐣 「(で、でかい……そしてずっしりしている……)」
教習車はホンダのNC750Lという大型バイクでした。車両重量は約230kgあります。
👨「じゃあサイドスタンドたててー、払ってー、次センタースタンドたててー」
🐣 「はい!(これセンタースタンド立てるの、慣れないと難しいな)」
サイドスタンドは払った瞬間に体勢を崩さないようにだけ気をつけていれば別に問題ないのですが、センタースタンドは足に角度をつけてえいやっと踏み込まないとかからない感じでした。しかしSRXにはセンタースタンドがないので、これを使うのは教習のときと、別のバイクに乗ったときだけでしょう……。
すると、突然教官がバイクを横倒しにしはじめました。
🐣 「(え、横倒しにするってことは今引き起こさせるの!? 初めての教習でやるとは聞いたことあるけど、いきなり手続きにきた日に突然やるの!?)」
👨「じゃあ引き起こしてね。体を密着させて横方向に押すのがポイントだよ。あとこれで足折った人いるんで気をつけてね」
🐣 「はい!(え、足折るとかこわっ)……ふんぐぐぐ……(あ、でもこれ普通にいけそう)……できました!」
👨「はいおっけー」
引き起こし自体は、確かにバイクが重たいので力はいりますが、エンジンガードのおかげである程度起きた状態になっているので、上に引き上げるのではなく横にレスリングのように取っ組み合って押すイメージでするっと起こすことができました。私は体格がいい方(身長183cm/体重88kg)なので有利ですが、小柄な女性ですと苦労するかもしれません。
👨「じゃあ次取り回しねー、バイク押してついてきてー」
🐣 「はーい」
バイクを押すのは、さすがに230kgあるのでずっしりという感じですが、思っていたよりは「力で押す」というよりも、「バランスを崩さないように支える」方が重要な印象でした。直立していればほとんど力はいらないので、直立状態を保ちつつ、曲がるときは右に倒れこまないようにだけ注意して曲がれば特に問題ありませんでした。
👨「うん、大丈夫そうだね。じゃあ教習頑張ってね」
🐣 「はーい、ありがとうございました!」
そんなこんなで、どうやら事前検査には合格したらしく、晴れて大型自動二輪の教習を受けられることになりました。しかし9月初旬に入校手続きしたにもかかわらず、教習開始は10月30日となっており、スムーズに行っても卒業は12月なかばになりそうです……。教習所は今ものすごく混雑しているようなので、シーズン関係なく予約がとりにくいとのこと。
なんとか入校手続きを済ませ、2りんかんの割引チケット(!)と教本一式を受け取って、帰路につきました。
最後までお読みいただきありがとうございました、さて次回は、「ひよこ、ヘルメット選びに苦戦する」です。おたのしみに。
ひよこでした!