鶏崎ひよこのモトブログ

YAMAHA SRX600(1988年式)とSUZUKI TL1000S(1997年式)の整備記録やツーリング、雑記

ひよこの大型自動二輪取得までの道②: 教習受講のための三種の神器 前編

どうも、ひよこです。今回も引き続き大型自動二輪免許取得に向けての話です。

前回の記事で、晴れて教習所に入所しました。しかし、教習所に通うためには、事前に揃えておかなければならないものがあります。

  • ヘルメット
  • グローブ
  • シューズ

現在は新型コロナウイルスの影響もあり、ヘルメットなどの貸出は行なっておらず、すべて自分で揃える必要があります。バイクに乗りはじめれば当然自分で買うことになるものなのですが、まだ一度もバイクにまたがったことのないひよこにとっては、何を選ぶべきなのかまったくわかりません。

とりあえず、一番近い2りんかんに行ってみることにしました。

ヘルメット

まずはヘルメットです。バイク知識のない私でも知っているバイク用ヘルメットといえば「ARAI」と「SHOEI」の二大メーカー、つづいて「OGK KABUTO」あたりが思い浮かびます。いろいろとネットや周囲に聞いてみると、圧倒的にARAIかSHOEIという声が多数派です。フルフェイスヘルメットの価格はOGKが2~3万円台、ARAIとSHOEIはものにもよりますが4~6万円程度です。

ヘルメットにはいくつか種類があります。その中で教習所で使用できるのは、ジェットヘルメットかフルフェイスのみとなります。

ジェット

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SHOEIのJ-Cruise II

顎が覆われていないタイプのヘルメットがジェットヘルメットです。防御力はフルフェイスに劣りますが、以下のような利点があります。

  • つけはずしが容易で気軽
  • 教官の声が聞き取りやすい
  • 価格がフルフェイスよりも安い

正直、教習所だけを考えればジェットヘルメットの方が声の聞き取りやすさや装着の面では楽なのですが、顎がカバーされないというのが安全面での不安要素です。また、インカムなどをつける場合は風切り音が入りやすいというデメリットもあるようです。個人的には公道に出たらフルフェイスを常につけようと考えていたので、今回ジェットヘルメットは除外しました。

フルフェイス

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SHOEIのZ8

顎まで完全に覆われているのがフルフェイスヘルメットです。バイク用のヘルメットでは最強の防御力を持つタイプのものです。人間にとってもっとも重要な部位である「頭」を守るという観点だと、フルフェイス以外の選択肢はちょっとリスクがあるかなというのが個人的な考えです。

以下が、フルフェイスの利点です。

  • ヘルメットの中ではもっとも防御力が高い
  • 完全に覆われているので風の巻き込みなどがない
  • 見た目がガチ感が出る(個人的な感想です)

逆に、デメリットもあります。

  • つけはずしが慣れないと時間がかかる
  • タイトなフィット感なので、頭に合わないとしんどい
  • めがねを掛けていると、一回シールドをあげて装着してから掛けないといけない
  • 重い
  • 価格が高い

列挙すると結構デメリットが多いような印象ですが、やはり安全性を考えるとフルフェイスに勝るものはありません。ですので、購入するのはフルフェイスヘルメットに決定しました。

ARAIかSHOEIか、第3勢力のOGKか

フルフェイスのヘルメットを選ぶことは決まりましたが、後はメーカーとモデルを決める必要があります。それぞれ特色があるメーカーですので、選ぶのは非常に難しいです。以下は、私がググって調べたり人から聞いた話で受けた独断と偏見による各メーカーの違いです。

ARAI

  • 安全性に非常にこだわりのあるメーカー(という印象)
  • SNELL規格などの厳しい安全規格をクリアし、独自にさらに厳しい安全性チェックをしている
  • 比較的クラシックな見た目が多い(という印象)
  • ヘルメットのサイズがやや小さめな傾向

SHOEI

  • 安全性にこだわりつつも新しい見た目や機構も積極的に取り入れるメーカー(という印象)
  • デザインや快適性に定評がある
  • 世界的シェアはSHOEIの方が高い

OGK KABUTO

  • 安い。フラッグシップモデルをARAIやSHOEIと比較すると2万円以上違う
  • レースなどでも使われるなど安全性に関しても問題ない
  • メガネを掛けている人に配慮したインナークッションになっていたりする

最初はOGK KABUTORT-33を検討していました。レースでも使うことができるヘルメットで、見た目もかっこよくシンプルです。

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OGK KABUTOのRT-33

しかし、2りんかんに行ってみると、たまたま在庫がなく、KAMUI3などの別のモデルしかありませんでした。「どうしようかなぁ」と悩んでいると、SHOEIの「Z-8」のグラフィックモデルが目にとまりました。

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Z-8 ARCANE

「Z-8は軽くて快適」と聞いていたのと、この派手だけれども主張しすぎないグラフィックデザイン、「2021年10月末までの受注限定」というキーワード(限定という言葉に弱い)。

🐣「これのXL買います」

2りんかんなどの販売店SHOEIのヘルメットを購入するとフィッティングサービスをしてくれるのですが、コロナの影響で中止されていました。店員さんに確認したところ、サービス再開後に保証書と一緒にまた持っていけばフィッティングは対応してくれるとのことでした。ついでにヘルメットのコーティングもお願いしたのでピカピカのツルツルです! 汚れも水拭きですぐ落ちるそうです。スゴイ!

なお、価格は税込6万6000円でした……。高いなオイ……。グラフィックモデルだと通暁のカラーリングよりさらに1万円ほど上値せされています。

でもカッコいいのでヨシとしましょう……。こんな派手でガチ目のヘルメットで教習ズッコケたらダサすぎる……。

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後編では、グローブとシューズを選びます。次回の更新をお楽しみに!

ひよこでした!🐣✨